【能登・志賀町 H邸】震災で半壊した店舗兼住宅を再生

想い出の「らんま」を受け継ぎ、夢の「インナーガレージ」を叶えた耐震リフォーム

長年地域に愛されたクリーニング店を閉じた翌日、2024年1月1日に発生した能登半島地震。半壊という被害を受けながらも、我々の技術で「地震に強く、安心して暮らせる住まい」へと生まれ変わりました。被災前の記憶を残しつつ、これからの人生を楽しむためのリノベーション事例です。

閉店の翌日、震災に直面して

施主のH様は、能登半島の志賀町で長年クリーニング店を営んでおられました。2023年12月31日にお店を閉め、新たな生活を歩みだそうとした矢先の元日、震災が発生し建物は半壊状態に。

「思い出の詰まった家をどうするか」。


私たちはH様の想いに寄り添い、まずは屋根の修復から開始。
そして、震度7クラスの地震にも耐えうる本格的な耐震リフォームへと踏み出しました。

【外観・構造】店舗から生活を楽しむ和モダンな邸宅へ

【Before】クリーニング店時代
【After】落ち着いた和モダンな外観とガレージ

かつての店舗正面は、H様念願の「インナーガレージ」へと大胆にリノベーション。車を大切にされるH様の息子様の要望も取り入れ、「積雪」の心配や雪かき作業からも開放される快適な空間を実現しました。外壁はリシン吹付け塗装仕上げで和モダンなデザインに変更しています。

【屋根】耐震性の要、屋根の軽量化と耐食性を強化

【Before】ブルーシートがかかった重い瓦屋根
【After】軽量かつ耐食性に優れたSGL鋼板の屋根

地震で崩れた重い瓦屋根を撤去し、軽量で耐食性に優れたSGL鋼板へと葺き替えました。頭頂部を軽くすることで、地震時の揺れを大幅に抑える耐震改修の基本を徹底しています。

【内装・継承】思い出をデザインに昇華する

【Before】リフォーム前の和室・らんま
【After】玄関に移設されたらんま

「すべてを新しくするのではなく、大切な記憶を残したい」。H様のそんな願いを叶えるため、旧店舗時代に和室を彩っていた見事な「欄間(らんま)」を丁寧に外し、家の顔である新しい玄関へと移設しました。白を基調としたモダンな玄関に、職人の技が光る伝統的な欄間が調和し、訪れる人を温かく迎えます。もちろん手すりの設置など、バリアフリー性も確保しています。

古民家・旧家の耐震リフォームに強い理由

    1. 想いを受け継ぐ提案力: 壊すだけでなく、使える木材や建具(欄間など)を活かし、家の歴史を次世代へつなぎます。

    2. 確かな耐震技術: 瓦からSGL鋼板の屋根への変更や構造補強により、見た目の美しさだけでなく、命を守る「震度7に耐えうる家」をつくります。

    3. 自社職人による適正価格: 下請け任せにせず、木を知り尽くした自社職人が施工するため、中間マージンを抑えた安心価格で高品質な施工を提供します

お客様の声・担当者コメント

施主 H様の声

「被災して途方に暮れていましたが、TASUKU工務店さんが屋根の修理から親身に対応してくれました。諦めかけていた家が、ガレージのある理想の家に生まれ変わり、思い出の欄間も残せて感無量です」

担当者コメント

「能登震災からの復旧という難しい工事でしたが、H様の『前を向く力』を住まいという形にできて光栄です。ただ直すだけでなく、これからの人生がより楽しくなる家づくりをお手伝いさせていただきました」